12月15・16日に、フィデリティ投信株式会社大阪営業所の研修室にて『Think!ロウゴ2008』の第2回目セミナーが行われた。
今回は、講義が1コマ行われた後、各グループからフィールドワーク報告及び政策プランに関する進捗状況報告が行われ、学生のプレゼンテーションやディスカッションが中心のプログラムとなった。
セミナーでは、森戸教授とフィデリティ投信の小泉徹也氏による「退職後の資産設計のために何を考えるか」について講義が行われ、退職後の生活の5つのリスクやフィデリティ退職準備指数など、フィデリティとしてのリタイアメントの見方や独自のシミュレーション・ツール「I plan.資産形成」も紹介された。フィールドワークでは、各チームに、事前に、年金受給者及び近い将来年金を受取ることになる方々に、”年金”や”ロウゴの暮らし”について聞き取りを行い、1チーム当たり、発表時間(8分)+質疑応答(5分)で当日発表するという課題が与えられてあった。調査対象としては、親戚などの身近な方々にヒアリングしたチーム、街に出て「おじいちゃん・おばあちゃんの原宿」こと巣鴨のとげ抜き地蔵で無作為に話しかけインタビューしたチーム、人通りの多い札幌の大通公園で他の調査に相乗りしてインタビューしたチームなど、オリジナリティあふれるアイディアが多く見られた。
また、調査内容についても、年金制度に関するヒアリングに徹したチーム、資産運用、労働、生活全般や老後の楽しみにまで広げて調査したチーム、クイズを行ったチームなど、同じ課題でもチームの問題意識によりそれぞれ方向性の異なる多種多様なものとなった。
セミナー終了後に参加学生に対し行ったアンケートにおいても「シニア層も多様であり、問題の本質がどこにあるのかという各チームの見方自体も様々だということが分かった」、「他のチームの発表には参考にすべき点があり、勉強になった」などのコメントも多く、お互いの発表で刺激を受けあっている様子が印象深い。

(I 071221-2)
講師/講義内容:(*敬称略、講師名はセミナー登場順)
