1947年生まれ、いよいよ団塊世代のトップランナーが満60歳を迎えました。時代の牽引者としてひたすら走り続け、周囲からも一目置かれてきた彼らは、まったく新しい価値観と感覚を持って、セカンドライフを迎えているようです。
団塊シニアを支える3つの自負心
1947年生まれの男性151名に「団塊世代として誇らしく思うこと」を訊ねたところ(電通:退職後のリアル・ライフ2)、最も多かったのが、「日本経済を支えてきた(32%)」、以下、「競争してきた(19%)」、次いで「よく働いた(14%)」と続きます。また、多くの人が「上の世代と自分たちは違う」という認識を持っているなど(図1)、何十年にもわたって自ら時代を切り開いてきた、彼らのプライドの高さが窺えます。
上の世代のシニアとの具体的な違いについては(図2)、「パソコンや携帯電話が使える」、「夫婦での行動が恥ずかしくない」といった意見が多く、常に流行を取り込みながら、ニューファミリーという新しい家族像を創りあげた団塊世代の特徴が顕著にあらわれています。
また、「好きなことに思い切ってお金を使う」、「子どもに資産を残すよりは自分のために使う」といった意見が多いなど、その消費感覚は一世代前とは大きく異なるようです。特に女性では、何でも自分で解決するのが好きといった「自立志向」がかなり高くなっています。「セカンドライフは夫婦でエンジョイ」という志向の強い団塊シニアにとって、家計のイニシアチブを握る女性の自立心は、消費行動に大きく影響することが考えられます。
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